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能面検事の死闘 -中山七里-

南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生。
七名を殺害した笹清政市は、自らを<無敵の人>と称する。

数日後、大阪地検で郵送物の爆発事件が発生。
被疑者<ロスト・ルサンチマン>は笹清の釈放を求める。

不破俊太郎一級検事も新たな爆破に巻き込まれ。
連続爆破事件は止められるのか。
<ロスト・ルサンチマン>の真の目的は?

大人気検察官シリーズ第三弾。

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ドラマでも放送されていて、ちょっと見てしまった。
自分の頭の中の登場人物と少し違った感じやった。

小説では、冒頭から読んでられへんぐらい、リアルな殺人事件の描写が。
こんなありえへん小説の中のことでもゾッとするのに、
現実に無差別殺人事件はあるから、もっと怖い。

犯人はその場で現行犯逮捕。
こっからどう進展していくんやろうと思ったら、展開があちこちに飛ぶ。
でも、全然とっ散らかることもなく纏まってておもしろい。

事件の背景には、氷河期世代の就職難含め生きにくさが、
事件を起こすきっかけとなった。

確かに、この前後の差で全然違う生活がうまれた。
なんで自分だけ。あと数年早く、遅く生まれてたら。
いろいろと思うところは、読んでても共感とまではいかんでもある。

ただ、だからって無差別殺人なんてもってのほか。
加害者がおれば被害者が出る。
そりゃ、そうなるよなって思いながら読んでたけど、
最後の最後、少しだけ加害者に同情するところがあった。

昔はそうやった、この時代はこうやった、
それぞれ生きてきた時代があるけど、
どんな時代でも相手を思いやる心は忘れてはいけないなと思った。

 

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