学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、
ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をぐぐり抜けた先にあったのは、城のような建物。
そこにはオオカミの面をつけた少女が待ち受け、
こころを含め、似た境遇の7人が集められていた。
城に隠された鍵を探すことで願いが叶えられるという。
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。

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ずっと読みたかった本。
でもファンタジーは好きじゃない。
読まず嫌いはよくない。
読んでよかった。おもしろかった。
狭い空間で嫌なことがあれば逃げ場がない。
学校なんて、嫌なことがあったり、問題が解決しなければ、
不登校になってしまったり、引っ越して学校を変えるかしかない。
人やグループ、環境さえ変われば、また一からやり直せる。
でも、こっちが変わらないといけないのかのモヤモヤ。
そうなると、勇気を出してもう一度同じ学校に行ってみる。
まだまだ小さい子が1人で頑張ってる。
親や先生はどこまで理解してくれてるのか。
どこまで助けてくれるのか。
不登校の中学生の葛藤。
徐々に明かされる境遇。
楽しい反面、みんな似た境遇なのにその中でも人と比べて焦る自分。
これからどういうストーリーになっていくんやろと思う以前に、
1人1人の今を生きてる心境が胸に刺さる<上>やった。
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