雪深き森で、燦燃と輝く、硝子の塔。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、ゲストたちが招かれた。
この館で惨劇が起こる。
館の主人が毒殺。ダイニングでは血塗れの遺体。
血文字で記された十三年前の事件。
名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬が謎を追う。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、驚愕のどんでん返し。
2022年本屋大賞ノミネート作であり、知念実希人史上、最大ベストセラー。

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めちゃ読みごたえがあって面白かった。
確かに、最後の最後まで展開が読めへん内容。
ミステリのトリックはある程度出尽くして新たに作るのが難しいとのこと。
でも、その新たなものが出てきた。
今まで読んできた有名なミステリもこの物語にも出てきて、
ミステリ好きにはたまらん作品やと思う。
最初に犯人がわかりながら殺人事件が起こる。
刑事コロンボみたいな。
なので、最後まで犯人はその人やった。
でも、その人以外にも犯人がいて。それが大どんでん返しで。
しかも、最後がまるく収まりすぎじゃないのってぐらい、
いい感じに終わった。
なので、後味もよき。
今までの内容も面白く、最後に急降下ということもなく。
分厚い文庫本やけど、楽しく読めた。
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